ACT-SHOW まるで空耳を誘うような言葉のグルーヴ

「ACT-SHOW」 スペクトラム from album SPECTRUM 1979.8.25. 「 ACT-SHOW ライブバージョン 」 and single 「 イン・ザ・スペース 」 Side-B 1979.11.1. 『ACT SHOW』にも『握手しよう』にも聞こえる歌詞。 どこか空耳のような錯覚に、おちいります。 テンションが高くなるのは、 イントロよりも早くなるリズムの成果 もあるでしょう。 アルバムに収録されているのとは別に、 ライブバージョ ンが知られています。 とくに人気が高いのは、 シングルB面に収録されたライブ ではないでしょうか。 先日、歌謡ポップスチャンネルでも流れました。 「 ツメ折りカセット 」のバンド特集です。 画面には、シングル盤のジャケットが! まさにです。 シングル「イン・ザ・スペース」のジャケットです。 流れてくるのは「ACT-SHOW」 まさにスペクトラム!! というジャケット写真だなと思いました。 どこか記憶をたどりつつも、新鮮な気分に包まれていきます。 すごいバンドだったんだな。 いまでも実感できます。 あの日、いつだったか友だちの家で聴いたレコード。 そのときは別のバージョンだと思います。 夏、蒸し暑い夜に、アイスコーヒーと一緒に。熱帯夜だって楽しめます。 寝苦しい夜を、ホットでクールに過ごせる名曲の名演奏です。 written by 水瀬次郎