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1986 OmegaTribeのファースト・アルバム「Navigator」今年限り1986年のみじゃない

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It was a shocking debut. 1986 Omega Tribe. It's the spring of 1986. 衝撃的なデビューでした。 1986オメガトライブ 。 それは、1986年の春です。 This is because Shinji Takashima and Toshitsugu Nishihara, who were members of "Kiyotaka Sugiyama & Omega Tribe" who disbanded in 1985, inherited the name of "Omega Tribe" and formed a group. Is it a band, a group, or a project? There may be various backgrounds, but at that time I couldn't understand the circumstances behind the scenes. So, I simply thought "This is good!" To the joy of "Omega Tribe never ended" and the singing voice of new vocalist Carlos Toshiki. The debut song "Kimi wa 1000%" was a big hit. I listened to it on the radio. Moreover, because it is an AM radio, I feel that the unique response and the depth unique to monaural have amplified the resort feeling. I was instantly captivated. 1985年に解散してしまった「 杉山清貴&オメガトライブ 」のメンバーだった 高島信二 さんと 西原俊次 さんが『 オメガトライブ 』の名前を継承してグループを結成したからです。 バンドなのか、グル

「夜明け アルバ」スペクトラムのCMソング

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「 夜明け アルバ 」 スペクトラム Single 1980 album SPECTRUM3  TIME BREAK    1980  スペクトラムのシングルヒットナンバー。 当時はセイコー・アルバのCMソングで有名でした。 アルバのイメージが強く、タイトルがわからなくなりそうに感じていました。 エレキギターのメロディが個人的に好きです。 夜明け前の、『もっとも暗い闇』を思わせる音色に思えたので。 スペクトラムの演奏には、とても力強い音色が備わっています。 まさに色。色彩が感じられるのですよ。 サイケではないけれど、ファンキーなのでしょうが、まさにスペクトラム!としか表現しようのない色彩感覚あふれる演奏で、時を経過しても色あせていません。 いつか海岸通をドライブしながら聴いてみたいと考えていたこともありましたが、カセットテープでは所有していなかったので屋外で聴いたことがありません。 自分の脳内再生イメージは、 1.  パッシング・ドリーム 2.  夜明け アルバ 3. サンライズ 4.  ACT-SHOW という感じです。 子供の頃は、とくに背伸びするまでもなく、自然に大人の音楽も受け入れているんですよね。 思春期の直前くらいだからこその感受性が、キラキラの色彩と熱量を浴びてノックアウトされたような感覚です。 すてきな夏を! VIVA!! written by 水瀬次郎

夏はインスト! 究極のアルバム 

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夏といえば、インスト。 聴きまくってきました。 歌詞がないからこその 情景 、 言葉がないからこその 感情 、 まあとにかく、すぐそこに流れていて 気持ちいい音楽 というか。 夏は 楽器だけの演奏 が、やたらと聞きたくなる季節です。 あくまでも個人的な感覚ですが、ちょうど私が10代から20代の頃に フュージョン が流行していて名作・名盤が続出していた影響が大きいのかも。 究極の名作・名盤・最高傑作 ネイティブ・サン「RESORT」1983 夏!夏!夏! コンセプトそのものが夏の名盤 角松敏生「SEA IS A LADY」1987 奇跡の名曲・名演奏・しかも毎年の夏! 松岡直也 「午後の水平線」1983 「夏の旅」1984 「SPLASH & FLASH」1985 元祖・夏男 夏のギタリスト 高中正義「Ocean Breeze」1982 すてきな夏を! VIVA!! written by 水瀬次郎

「TRANSIT IN SUMMER」真夏のハッピーな雰囲気あふれる逸品! AQUA CITYから

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「 TRANSIT IN SUMMER 」 杉山清貴&オメガトライブ from album AQUA CITY 1983 デビューアルバムは、あらゆる意味で衝撃的でした。 ジャケットのデザイン、色、レコードジャケットを持ったときの感触。 レコードを入手するときに、知っているのはデビュー曲のみ。 「SUMMER SUSPICION」しか知らない状態。 「SUMMER SUSPICION」のB面は未収録。 楽曲に関しては、ある種の賭けです。 「いいはず」としか言えない、期待値だけMAX。 はずれなかった。いえ、大当たりでした! アルバム「AQUA CITY」のA面を堪能してから、B面へ。 この明るい透明感あるサウンドと、吹き抜け空間のある空港ロビーのような広さを感じさせる音色がダイレクトに直撃して来ました。 歌詞の英語パートも、いい感じで聞き心地が良いです。 サビで効果的に英語を歌うスタイルって、個人的に大好きなんだと思っています。 日本人アーティストが、まるごと一曲すべて英語歌詞で歌うよりも、基本は日本語で、ぽつんと英語混じりみたいな。そのくらいが好きなのかも。 南国へ飛行機で旅行したことなんて、憧れにしか過ぎず。 いいなあ、行ってみたいなあ。と思い描くだけの空想の時間です。 思春期であり中二病の時季まっさかりだったのでしょう、いろいろ妄想と空想を楽しみながら聴いていました。 「AQUA CITY」のなかでも、なんだかハッピーな雰囲気があふれている一曲です。 「 TRANSIT IN SUMMER 」 杉山清貴&オメガトライブ from album  AQUA CITY  1983 この歌は、ひたすらハッピーで気持ちいいです! written by 水瀬次郎

「サマー・サスピション」杉山清貴&オメガトライブの疾走感あるデビュー曲

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「 サマー・サスピション 」 杉山清貴&オメガトライブ single 1983 on AQUA CITY それは疾走感です。まさに胸の奥に走り去る風。ほほで感じる以上に痛い風です。 水色のトロピカルさと裏腹に、胸を切り裂くような悲痛な歌声に聞こえる瞬間さえあります。 発売当時のことは、私は記憶があいまいなのですが、1983年の7月になった頃からFMでがんがんにかかりまくっていたのは強烈な記憶です。 イントロが始まると、あ、なにか来る! という緊張感が、こみあげてくるのですよ。 キーボードは深い海のような映像を想像させてくれました。 年齢を重ねて、あらためて聴いても当時のインパクトは簡単に思い出せます。 ギターソロが最高なんですよ。 ツインギターですね。 ギターが弾くメロディは、歌とは別のもの。 けれども、なにか詩を感じることができます。 ギターソロからギターソロへ、いわゆるツインギターの構成になっていることで、グッときます。 胸に迫るものがあるんです。 言葉以上の説得力ではないでしょうか。 夏に似合う曲は、たくさんあります。 けれども、ここまで深い傷と無言の叫びが深く表現されている夏の音楽は稀有ではないでしょうか。 シングルは大ヒット。 テレビに出演することも、あったでしょう。 私はテレビを見る機会が少なかったので、いつかテレビ局のアーカイブで見られるようになればいいなと思っています。 杉山清貴さんの歌声は、「バンドのヴォーカル」だなと感じました。 ロックバンドのヴォーカルです。 ギターのエッジが効いた旋律も、乾きつつも潤いのあるカッティングも素晴らしいですし、ドラムとベースの協奏関係は絶妙にグッときます。 特徴的なのは、キーボード。 とにかく深みがあるんです。 深い、でも透明度が高くて、のぞきこんだら吸い込まれてしまいそう。 美しいから近づきたくなるけど、近づきすぎると怖くなる。そういう印象がありました。 1983年9月にリリースされたファースト・アルバム「AQUA CITY」の一曲目を飾っているのも「サマー・サスピション」です。 これから始まる映画の幕開け、そんな期待と緊張を凝

ACT-SHOW まるで空耳を誘うような言葉のグルーヴ

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「ACT-SHOW」 スペクトラム from album SPECTRUM  1979.8.25. 「 ACT-SHOW ライブバージョン 」 and single 「 イン・ザ・スペース 」 Side-B  1979.11.1. 『ACT SHOW』にも『握手しよう』にも聞こえる歌詞。 どこか空耳のような錯覚に、おちいります。 テンションが高くなるのは、 イントロよりも早くなるリズムの成果 もあるでしょう。 アルバムに収録されているのとは別に、 ライブバージョ ンが知られています。 とくに人気が高いのは、 シングルB面に収録されたライブ ではないでしょうか。 先日、歌謡ポップスチャンネルでも流れました。 「 ツメ折りカセット 」のバンド特集です。 画面には、シングル盤のジャケットが! まさにです。 シングル「イン・ザ・スペース」のジャケットです。 流れてくるのは「ACT-SHOW」 まさにスペクトラム!! というジャケット写真だなと思いました。 どこか記憶をたどりつつも、新鮮な気分に包まれていきます。 すごいバンドだったんだな。 いまでも実感できます。 あの日、いつだったか友だちの家で聴いたレコード。 そのときは別のバージョンだと思います。 夏、蒸し暑い夜に、アイスコーヒーと一緒に。熱帯夜だって楽しめます。 寝苦しい夜を、ホットでクールに過ごせる名曲の名演奏です。 written by 水瀬次郎

「パッシング・ドリーム」スペクトラムの奏でる音色は唯一無二なトワイライトから夜明けまで似合うよ

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「 パッシング・ドリーム 」 スペクトラム from album SPECTRUM リズミカルに跳ねる バラード 、といっても良いのではナイデショウカ。 とても華やかな気分にさせてくれる ゴージャスさ にツツマレテイマス。 スペクトラム を、リアルタイムでは知らないのですが、 『絶対に気に入ると思う!』 と絶賛する友人たちの声が忘れられなくて、ついに手を出してみました。 という経緯があります。 私が聞き始めたときは、すでに解散したあと。 最初にレコードジャケットを見せてもらったときの印象が強烈です。 ムリかも。と思いましたから。 でも「まあまあまあ聴いてみてってば!」と言われて。 レコードが準備されて。 レコードの針が動いて。 つっ。 レコードに針が降りて、息をひそめて。 そのまま聴き始めると。 ! !! !!! すげえ。 「これ、なに!?」と思わず、言いました。 身を乗り出していたかも。 「でしょ?」 「なにこれすげえ」 「でしょでしょ」 「うんすげー」 「いいでしょ!」 「サイコー!!」 友だちの兄貴の所有するレコード だったかな。 つまり、私にとってリアルでないのは当然。 年上の先輩たちからの影響です。 たぶん自分の力では、探すことも出会うこともムリだったでしょう。 考えてみると、「兄貴・姉貴」の影響って、大きいですね。 同級生でも、彼ら彼女らの兄姉たちが 聴いている世界が別にある わけで。 なにかを垣間見るように覗いたとき、卒倒寸前。 しかも。 年齢的には、兄貴たち姉貴たちは「コンサートに行ったことがある」のですよ。 お小遣いも増えている年ごろだったり、すでにアルバイトをして稼いでいたり。 この 音 サウンド いまなら、ファンキーと叫んだでしょうか。 まずなにより語彙が少なくて、 「いい」とか「すげえ」とか、そんな言葉ばかりで表現してました。 レコードで聴いたのも良かったかもしれないですね。 私の自宅にはレコードプレイヤーがありませんでした。 レコードプレイヤーを所有している家は、大きなスピーカーも備わ

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